刺さるよね
最近、映画がマイブームです。
アプリで観ています。
周期があるみたいで、読書の時期だったり映画だったりドラマだったりアニメだったりYouTubeだったり、
週単位(または数日区切り)で観たいジャンルが変わるので、心の声に素直に従うことにしています。
映画「バクマン。」
(2015年大根仁監督)
の開始38分くらいのところで、
山田孝之演じる編集者が酔ったついでに本音を吐露した場面。
「そりゃ、僕だって売れてる漫画や、
アンケート上位の漫画=いい漫画
だとは思ってないですよ。でも、作家が好きに書いたからってそれを読者が認めてくれるとも限らない。
でも、だからって編集者が言ったように書いた漫画が売れるとも限らない。
書きたいように書きたいんだったら、同人誌やマイナーな雑誌で書けばいい。
君たちがジャンプで書きたいんだったら、そりゃちゃんとヒットさせなきゃダメなんだ。
君たちが相手にしなきゃいけないのは読者だ。
漫画は読者が読んで、初めて漫画なんだ。」
音楽(J-POP)の世界とはまた少し違うかもしれないけれど、なんだか刺さりました。
自分勝手で独りよがりの歌なんか誰も聞いてくれないけれど、
でもはじまりは「私(俺)これが好きなんだ。だから聞いてくれ!」だと思う。
スタートの「好き」の想いは原動力だから手放しちゃいけなくて、
だけどそこから一歩も二歩も歩き出さないとたくさんの人に聞いてはもらえない。
人のために歌う。
お客様のために歌うこと。
でも顔の見えない「人のため」だけだと、とっちらかる。
どんな事をしても必ず1人は反対意見や「おまえの音楽キライ」を投げてくる(あるいは言わずに思っている)人はいるから。
何のために歌うのか。
誰のために歌うのか。
アンパンマンのマーチかな。笑
音楽活動を始めてからけっこうグルグル、ここの辺りで行ったり来たりしています。
けれども、根本には自分の「好き」があることが大切なんです。
この「好き」がなくなってしまったら、私じゃなくても良くなっちゃうから。
ボーカロイドでも誰でもイイじゃん、になってしまうと思うから。
それにしてもこの映画は出演者が豪華です。
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