幸福そのもの
先日いただいたブルーベリーのパンを食べました。
生地の中にこれでもかーってくらいブルーベリージャムが塗られています。
コーヒーにもよく合います。
美味しかったです。
先日一つ20キロもある、母が仕事で手配した荷運びを手伝いました。
運び終わったあと、おばあちゃんの腰になりました。
芝居でおばあちゃんを演じる時にたいていあのポーズを皆とりますが、あれはリアルな姿勢なのだということがわかりました。
背中が丸まるのも両手を後ろに組むのも、楽だから必然的にあの形になっているのでした。
帰宅後、しっかり腰を伸ばしました。
ところで、パン屋さんが好きです。
パンも好きなのですが、パン屋さんの入り口をくぐった瞬間に包まれるあの香りがとても好きです。
パン屋さんの香りは、私にとっては幸福そのもの。
幸福を形にして瓶に詰めて販売したらきっとこんな感じ、という色と質感をまとっています。
他にも幸福の形をした景色というものがあって、たとえば子どもの頃、泳ぎ終わった後にぼーっと眺める午後の空だとか、夜祭の出店の中を駆け抜けた時に見た色とりどりの食べ物や金魚たちやスーパーボールだとか。
夢を見るときたいてい色がついているのですが、カラフルな夢をみるというのは普段から色彩を意識して過ごしているからとどこかに書いてありました。
そういえば先日、脚本家だったひとと村上春樹の話をしていて『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』の話になりました。
彼は英語版でこの作品を読んだそうです。
英語と日本語では肌触りがまた違うのでしょうね。
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